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フィンランドよりご挨拶申し上げます。

夏

燕は戻り、森には花が咲き誇り、太陽が輝き始めました。待ちに待った夏の到来です。

フィンランドの夏について、また私たちがどのようにお気に入りのヴィンテージ食器で短い夏を満喫するか覗いてみましょう。

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フィンランドでは、一般的に夏が一番素敵な季節です。

人々は、年中夏を待ち焦がれており、「いつ燕が戻ってくるだろうか?」と思いをはせています。フィンランドでは、燕の戻りが夏の始まりの合図です。

夏についてのジョークもあり、「夏は短いけれど、嬉しいことに雪は少ししかない!」と言います。もちろん夏の間に雪はありませんが、それでも寒いためこのように言い合います。短い夏を出来るだけ楽しもうとするあまり、春や秋にもバルコニーやテラスにある鉢植えに花を植えたりして、出来るだけ長い夏を楽しもうと心がけています。スミレは観賞用に人気の花としてだけではなく、多くのアーティストにも影響を与えています。その中でも特に、Birger Kaipiainen(ビルガー・カイピアイネン)が1967年にモントリオールのWorld Expo 67に出展した「Sea of ​​Violets」の作品が有名です。Violaのデザインは、多くの人に愛され、後に3種類のサイズで生産されました。

フィンランドの夏は、外でバーベキューをする事から始まります。最初は、窓付きのバルコニーからスタートして、夏の間ずっと続きます。サマーコテージでも裏庭でもバーベキューをします。その他にも、森の中でハイキングしたり、ムーミンのようにボートで小さな島まで冒険することもあるのです。

フィンランド人の思考がよくわかる例えがあります。それは、「良い食べ物があれば、良い気分になる」です。例えば、夏のピクニックに良く当てはまることで、外で食べるのにぴったりな美味しい食べ物を持ち寄れば、自然とピクニックの雰囲気も良くなります。もっとフィンランドの夏を知るために、おすすめのフィンランドの夏の食べ物と、気分を盛り上げてくれる食器を合わせてご紹介しましょう。

まず初めにフィンランドの夏に関する自然の変化をお話ししたいと思います。自然は私たちにとってカレンダーのようなものです。

夏のサイン

フィンランドの国花であるスズランが咲き、香りが森の中を包むのはいつ頃でしょうか?初夏の香りが漂う花束を誰に一番最初に贈りますか?フィンランドの人々は、繊細な香りのするスズランや夏場に摘むことが出来る野花を持ち帰ることで、自宅に爽やかな雰囲気を作り出します。このような花束には、口が小さめに作られている、Esteri Tomula(エステリ・トムラ)のBotanica(ボタニカ)がおすすめです。花瓶はこちらからご覧いただけます

他にも、Flora(フローラ)のデザインのような美しいグラスは、野花で出来た小さな花束にも最適です。野花は繊細なので長くは持ちませんが、フィンランドの子どもたちは森や草地を歩き回り、新鮮な野花を毎日のように摘んで帰ってきます。また、夏の花嫁も可憐な夏の野花でよく飾りつけされます。

夏の間には長い休みがあるので、結婚式や家族の集まりなど様々なお祝い事があります。夏のパーティー用のテーブルセッティングは、色とりどりの食器を使うことができ、違った種類の食器を組み合わせても構いません。フィンランド人は簡単に組み合わせることの出来る食器が好きなので、Arabiaには同じモデルで違った装飾の食器があり、Iittalaのグラスも様々な素敵な色合いのものがあります。サマーパーティーではリラックスした気分を味わい、遊び心のあるMarimekkoのナプキンなどで雰囲気をさらに良くします。

しかしフィンランドの夏の行事でもっとも大切なのは、一番長い夏の日、そうユハンヌスと呼ばれる夏至祭です。太陽の沈まない不思議な夜を楽しみます。夏至祭の間に、人々は集まり湖のそばでコッコと呼ばれる焚火を燃やします。まじないを唱えたり、踊ったり、焚き火でソーセージを焼いたりもします。夏至祭の夜には素敵な言い伝えがあり、7種類の野花を集め枕下に置いて寝ると、夢の中に未来の旦那さんが現れると言われています。

フィンランドの夏の食器に、花や植物がかかせないのはこのような理由があるからです。食器に描かれている花の装飾は、夜になっても季節が変わっても咲き続けるため、長い期間楽しむことが出来ます。花と言えば特に、Esteri Tomula(エステリ・トムラ)やRaija Uosikkinen(ライヤ・ウオシッキネン)の花のデザインを見てみましょう。こちらのデザインは、夏の間フィンランドの家庭で人気があり、夏の雰囲気が感じられる花の模様のコーヒーカップが良く使われています。

夏の食べ物

牛が牛舎から牧草地に放たれる日はとても大きなイベントで、夜のニュースにもなります。フィンランド人は乳製品が好きで、牛の事をmustikkimansikki (黒と白、茶色と白の牛)とニックネームを使い慕っています。フィンランドで一番人気の夏の食べ物と言えば、アイスクリームです。夏の間には、コーンと一緒に売られたり、綺麗なガラス製のボウルに美味しいアイスを載せてパフェにしたりして販売されています。Pioni(ピオニ)Fauna(ファウナ)Kastehelmi(カステヘルミ)Flora(フローラ)のボウルで、オリジナルのパフェを作ってみましょう。ボウルはこちらからご覧いただけます

最高の夏の食べ物は、自然が作り出してくれる恵みです。森の中を歩き回って、自然のイチゴをエナメル製のマグに集めて、牛乳と混ぜてストリベリーミルクを作ることが出来ます。サマーコテージでは、よく家族一人一人に自分用のコップがあって、お気に入りのデザインが描かれています。エナメル製の食器は、コテージやキャンプの際に最適で、ストーブや焚き火にも対応しています。ムーミンたちは夏も自然も好きなので、ムーミンのエナメルマグが人気です。皆さんの一番好きなキャラクターは誰ですか? 可愛いムーミンのエナメル製アイテムはこちらからご覧いただけます

フィンランドの夏に欠かせないもう一つの特別行事は、夏の初めに自家製の食材でブルベリーやルバーブパイを焼き、そのままオーブンからコーヒーテーブルに出す場面です。焼き立てのパイは、アイスクリームやバニラソースと一緒にいただきます。ほとんどのコーヒーカップには、同じデザインのケーキ皿や、「pullalautanen」と呼ばれるお菓子用の皿があります。当店でコーヒーカップをお選びの際は、ぜひケーキ皿とセットのアイテムもご覧ください。また小さなガラス皿は夏のお菓子にぴったりです。ガラス皿はこちらからご覧いただけます

フィンランド人のお気に入りの夏の過ごし方は、家族や友人のサマーコテージでのんびりすることです。フィンランドの夏を経験してみたい方には、週末にコテージを借りることをおすすめします。数日だけならそこまで値段も高くありません。次に必要なのは、サウナを温めること。これで準備は万端です。湖や海の温度が上がり、はじめて泳げる瞬間を待ちます。この瞬間を「冬の毛皮を脱ぐ」と言います。典型的な夏の過ごし方は、サウナ上がりに桟橋に座りながら景色を眺めます。この時にサウナの飲み物も大事で、これはどんな種類のビールでも、ジュースでも構いません。大事なのはリフレッシュして涼むことです。背の高い素敵なグラスで水分補給しましょう。ビールやジュース用のグラスはこちらからご覧いただけます

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