フィンランドよりご挨拶申し上げます。
秋がだんだんと近づいてきました。緑豊かな自然と晩夏の暑い日を楽しんでいる間に、夜は暗くなり始め、そして涼しくなります。夏の緑が秋の暖かい色へと変わります。植物、動物、人間、すべての自然が冬の準備に忙しくなります。
しかしながら、冬の前に、まだお祭り騒ぎを楽しむ時間はあります!
下にスクロールして、フィンランドの秋の魅力を覗いてみましょう。
秋に夜が暗くなると、ムーミンスタイルでお祝いの時間です。庭やテラスをキャンドルやランタンで飾ります。友達を招待して、食前酒にウォッカなどのショットのお酒をいただきます。ザリガニパーティーを始めましょう!ザリガニは手で皮をむき、トースト、ディル、レモンと一緒に提供されます。少し面倒だけれどもとても楽しめるフィンガーフードです。テーブルは、指を洗うための小さなボウルと、パーティーのテーマに合わせた赤い紙ナプキンで覆われます。ザリガニには身があまりありませんが、重要なのは食べ物の量ではなく、ショットグラスを持って酒宴の歌を歌い楽しい時間を共有することです。
宴が終わり平常に戻ると、仕事や勉強を開始します。夏休みが終わり、仕事、学校、幼稚園が再開します。新しい趣味や習い事を始めたり、いろんなコースに登録したり、夏の間に付いた体重を運動で落としたりします。日常生活のリズムに戻り、食卓では、美味しい朝食や家庭料理、家族とのひとときを満喫します。
明確な季節のリズムと食材の変化により、食卓に豊かな風味や面白いテーブルセッティングが生まれます。黄色のArabia Tunturi(トゥントゥリ)、テラコッタのArabia Kalevala(カレワラ)、雰囲気のあるArabia Ruska(ルスカ)などの、秋の暖かく落ち着いた「ruska(ルスカ、秋色)」色が、テーブルセッティングでは好まれます。Kastehelmi(カステヘルミ)の素敵な新しい色合もまた、オリジナルの生産品と組み合わせると、70年代の雰囲気を作り出してくれます。Arabia Koralli(コッラリ)の愛らしく優しい色合いは、晩秋の雰囲気にちょっとした柔らかさ与えてくれます。
何年にもわたって、Iittalaの工場ではガラス用に1000を超える色のレシピが開発されていることをご存知ですか?色彩は、フィンランドの食器製造において紛れもない強みといえます。Iittalaは1840年代から数万ものガラスの色を開発しています。
北欧のお家の明るくスタイリッシュなイメージは事実です。しかし、日常的に楽しめる陽気な雰囲気作りには、お家にとても重要な変化を与えてくれる色が欠かせません。涼しい夕暮れ時には、色とりどりのキャンドルホルダーに入ったキャンドルに火をつけ、深皿やボウルに入った温かいスープや、ブレッドプレートにのせたパイと一緒にお気に入りのヴィンテージカップに注いだイブニングティーを楽しみます。
秋には、北部の険しい自然が本当に最高です。森はベリーとキノコでいっぱいになり、誰でも採りに行くことができます!美しい黄色のアンズタケを偶然見つけた時には、とっても幸せな気分になります。視線を上げると、更にあちらこちらにたくさん群がっているのが見えます。個人的には、アンズタケのシチュー、ポルチーニスープ、マッシュルームサラダが大好きです。美味しくなるまで、多機能のエナメル製ポットでじっくり煮込み、それから色々な種類のボウルで提供します。
人気のArabiaヴィンテージのシリーズには、秋の収穫物の装飾が施されているものもあります。家族全員で一緒にベリー摘みに行き、小さな子供はエナメル製マグカップで、大人はバケツでブルーベリー、ナナカマドの実、リンゴンベリー、クラウドベリーを集めます!週末の森の旅の目玉は、もちろんピクニックのランチです。バスケットには、マグカップ、コーヒー、ジュース、サンドイッチ、甘い菓子パンが詰め込まれています。家に帰ると、新鮮なベリーをポリッジ用のプレートや可愛いアイスクリーム用のボウルに振り分けます。「秋の季節のお買い物」コレクションの中でも特に人気のあるタイカ・シリーズは、アラビアで最も強度の高いセラミックで作られています。アラビアのヴィンテージ炻器は食洗機、電子レンジ、さらにはオーブンでもご使用いただけます。
果物の木のうちでも、リンゴの木はフィンランド北部で最もよく育ちますが、他の品種ではあまり実りません。赤く色づいたりんごは元気をくれます。冬に備えて、りんごを使ってジャムとジュースを作ります。私のお気に入りはアップルパイです!アップルパイは、Arabia芸術部門が手掛けた素敵なりんごの装飾のArabia Fructus(フルクトゥス)シリーズのような、可愛いケーキプレートを使って頂きます。美しいピッチャーから背の高いジュース用のグラスに新鮮で美味しいドリンクを注ぎます。
フィンランドの食べ物は秋に最も変化します。日が長い夏の夜は、ハーブや野菜をとっても美味しく成熟させてくれます。穀物は9月に収穫され、刈り取り時期にはKekri(ケクリ)の伝統的な収穫祭でお祝いします。農家を営む家族や親戚がいる場合には、収穫作業や村の収穫祝い、ダンスに参加するよう招待されます。また、秋は狩猟や釣りに最適な季節で、一年のうちでも伝統的な食べ物としての重要な役割を担います。秋のお料理のテーブルセッティングには、食欲をそそるシチューがたくさん入った大きなスープチュリーンが欠かせません。また、頑丈な炻器の食器はお料理や屋外でのパーティーにぴったりです。
フィンランドの秋の休日
秋分 (9月22日)の間に、夜が日の長さに追いつき、日がだんだんと短く感じられ始めます。
北欧のシナモンロールデー(10月4日)は、おそらく秋で一番美味しい日?かもしれませんね。
Aleksis Kivi(アレクシス・キビ)の日(10月10日)では、フィンランド文学をお祝いします。
国連の日(10月24日)では、国際的なサステイナブルな開発について話し合います。
冬時間(10月27日)が始まり、フィンランド人は時計を1時間戻し、日中の時間を最大限に活用できるようにします。
諸聖人の日(11月2日)は、フィンランド版ハロウィーンです。フィンランド人は、愛する家族のお墓にキャンドルを灯します。
父の日(11月10日)には、お父さんはベッドでお祝いの朝食や、Tapio Wirkkala(タピオ・ウィルカラ)のグラスや新しいムーミンのマグカップなどの楽しい贈り物を受け取ります。
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